投資を始める前に、決めておくと迷わない三つのこと
2026-08-11 時点の内容です
投資の話は、たいてい「何を買うか」から始まります。けれど順番を逆にすると、その後がずいぶん楽になります。買うものを決める前に、自分の側のことを三つ決めておくやり方です。
一つめ。使う予定のあるお金を、先に外に置く
数年のうちに使うことが決まっているお金は、値動きのあるところに置かないほうが穏やかに過ごせます。学費、住まいの費用、車の買い替え、医療費の備え。時期が決まっているものほど、目減りしたときに待てないからです。
逆に言えば、当分使う予定のないお金だけが、値下がりを待てるお金です。まずこの線を引くと、投資に回す額は自然に決まってきます。
あなたの場合、今後三年のうちに使うことが決まっているのは、いくらでしょうか。そこを書き出すところから始めると迷いが減ります。
二つめ。どこまで下がったら眠れなくなるかを、先に知っておく
株式は、長い目で見れば右肩上がりだった時期が多い一方で、途中で三割や四割下がる時期もありました。大事なのは、その下がり方を自分が耐えられるかどうかです。
耐えられない配分で始めると、いちばん下がったところで手放すことになりがちです。それは、値動きの問題ではなく配分の問題です。
百万円が七十万円に見えた日に、あなたは何を感じそうでしょうか。その想像に正直になったほうが、結果的に長く続きます。
三つめ。続く仕組みにしておく
毎月決まった額を自動で買い付ける設定にしておくと、相場を見て迷う回数が減ります。判断の回数が減ることは、それ自体が続けやすさになります。
手取りが増えた月に少し足す、減った月は止める。そうした調整ができる余白も、最初から見込んでおくと安心です。
決まったあとで、はじめて「何を」の話になる
ここまで決まると、選ぶ対象はぐっと絞られます。何年も置いておけるお金で、下がっても待てる配分で、続けられる形で買えるもの。この条件を満たすものだけを見ればよくなるからです。
投資手帳は、この三つをあなたと一緒に決めてから、会社や商品の話に進みます。順番を守るためです。
自分の場合で考えてみませんか
ここに書いたのは順番だけです。あてはめ方は、その方の事情で変わります。 登録はまだで大丈夫なので、たとえばこんなふうに書いてみてください。
五年は使わないお金が二百万円あります。下がっても待てる気はしますが、始め方が分かりません
ここに書いてあるのは考え方であって、特定の商品をおすすめするものではありません。 投資手帳は金融商品取引業の登録を受けた業者ではなく、投資の判断はご本人が行うものです。 くわしくは 利用規約 をご覧ください。